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本日2/1の生徒の話【発達障がい 学習塾】ふぉるすりーるブログ 2020/2/1②

発達障がいは学習面で伸びないのか?

本日2月1日㈯の生徒の話

皆さんお疲れさまです!今日は朝9時から最後の一つの授業がなくなりまして7時半に帰宅しました。今日は発達障がいは本当に学習面で伸びないのか?について本日の生徒の話と併せてお話します。

①一人目…ADHD不注意型傾向の中3の男の生徒さんです。

現在彼がチャレンジしているのは、国語での読解力の向上です。彼の一番の課題は文学的文章(簡単に言うと物語)の場面描写から心情を読み取る力です。要するに字面だけでしか判断できず、その場面が主人公などのどのような心情かが読み取れません。

例えば、暗雲が立ち込めた…という文章で「暗い気持ち」になった。を読み取れません。ただ単に、雨が降りそうと言います。それを現在訓練中です。性格も邪魔し、なかなか進みませんが少しずつ良くなってきています。

②二人目…ADHD不注意型、LD傾向の高1の男の生徒さんです。

彼は通信制の高校に通っています。彼が通っている通信制は12月に後期試験が終わり、4月まで授業というかレポート提出が全くありません。そこで現在彼がチャレンジしているのは、中学校までの復習に取り組んでいます。というか、本人がすすんで今日はこれをしたいと言って色々とテキストを持ってきています。今日は歴史の復習でした。記憶力はまずまずありますが、支援級に在籍していたため、過去に習っていないことが少なくなく、新しい内容を勉強している感じです。とても新鮮に学習に取り組めています。

③三人目…ADHD不注意型傾向(薄め)の小6の男の生徒さんです。

この生徒さんは実は一回終了した生徒さんです。というのも私立の中学校受験をして合格したのです。まぁありがたいことに授業が楽しかったのか続けてきてくれることになりました。この生徒の今日からのチャレンジは中1の先取りです。英語、数学の中1の初めの部分から先取りでしていくという事です。まだまだこれからです。

④四人目…ADHD不注意型傾向(薄め)の高2の男の生徒さんです。

この生徒さんは「吃音」を持っています。

吃音についてはこちら 吃音症 - Wikipedia

今日は吃音の話ではなく、学習内容の話です。現在、数学Ⅱと数学Aを学習しています。今まで数学を過去4年続けてきた結果として、自力で新しい内容を苦なくできていることです。今日のお題の発達障がいは学習面は伸びないのか?は間違いです。その生徒の特性に合わせて、最適の方法で授業をすると伸びます。しかも、していない他の科目にも波及し、おそらく大学の推薦枠がもらえる程の力がついています。よく話もしてくれますし、吃音も少なくなってきています。

⑤五人目…ASD傾向(アスペルガー)の中3の男の生徒さんです。

アスペルガーが故の苦しみを味わっています。頭はとにかく良いです。きれっきれで勉強してくれます。しかし、字がとにかく汚い。読めない。それで過去何回もテストで点を落としています。今彼がチャレンジしているのはとにかく字をゆっくり書くことです。とても嫌がっています。時間がかかると。それを我慢して取り組んでくれています。少しずつ書く時間も早くなってきています。(きれいな字で)これからですかね。

 

今回紹介したかった物語は「泥の河」です。心情を読み取るのにはとても良い文章です。

 


 

 

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