大人の睡眠障害について【発達障がい 学習塾】ふぉるすりーるブログ 2020/03/02①
⑳大人の睡眠障害について
- 【睡眠障害とは?】
- 【精神医学的な原因】
- 【不眠症】
- 【原発性不眠】
- 【物質誘発不眠症】
- 【恐眠症】
- 【過眠症】
- 【原発性過眠症】
- 【物質誘発性過眠症】
- 【他の過眠症】
- 【睡眠呼吸障害】
- 【概日リズム睡眠障害】
- 【睡眠時随伴症】
- 【睡眠関連運動障害】
- 【不眠症の診断に用いられる検査】
【睡眠障害とは?】
・睡眠障害…(英語)Sleep disorder(スリープディソーダー)
・睡眠異常症ともいう
・内因性(体から生じる)
・外因性(環境的な状態や様々な病態によって生じる)
・概日リズムの乱れ
・睡眠の規則における医学的な障害
・正常な身体、精神、社会や感情の機能を妨げるほど深刻なものもある
・精神障害…長期的に持続し、著しい苦痛や機能の障害を伴うもの
・身体疾患では痛み、頻尿、呼吸が困難、腫瘍、喘息といったことが原因となる
【精神医学的な原因】
【不眠症】
・明らかな原因が判明せず、入眠や睡眠持続が難しい
・睡眠の維持の問題、疲労感、注意力の減少、不快感が長期的
・上記の症状が4週間以上続いた場合
・分類…原発性不眠、身体や精神の障害に伴う、物質(薬物)の消費乱用
・健康状態…喘息、糖尿病、心臓病、妊娠神経学的な状態による症状
【原発性不眠】
・特殊性不眠症
・他のこれといった原因がなく1か月以上続く不眠の訴え
・逆説性不眠症…眠れているのに眠れていないと訴える
・二次性の不眠症…薬物や衣料品が原因となる
【物質誘発不眠症】
・最も多いのはカフェイン
・娯楽薬や処方薬も原因となる
・物質の使用または不使用(離脱)によるもの
【恐眠症】
・眠ることに恐怖を抱く現象
・悪夢への不安など
【過眠症】
・過度に眠ってしまう
・十分に眠っているにも拘らず、活動中に強い眠気を生じ生活困難になる
【原発性過眠症】
・特殊性過眠症
・ナルコレプシー…日中に自分では制御できないぐらいの眠気(睡眠異常症)
・脳が睡眠と覚醒を制御できない
・日中の睡眠や疲労の量が増加していく
・規則的な日中の活動の為に必要な健康的な睡眠の量が得られない
【物質誘発性過眠症】
・カフェインなどの覚せい剤の離脱が原因
・薬物中毒やアルコールのや鎮静睡眠剤なども原因
【他の過眠症】
・反復性過眠症…クライネ・レビン症候群(強い眠気を繰り返す)
・心的外傷後過眠症
・月経関連過眠症
【睡眠呼吸障害】
・無呼吸や低呼吸の出現や睡眠中の喚起不全
・睡眠時無呼吸症候群…口が乾く、頭痛、体が重い
・いびき…睡眠時無呼吸症候群を伴わない習慣性いびき
・上気道抵抗症候群ともいう
【概日リズム睡眠障害】
・毎日提示に寝て起きる周期的なリズムが生活環境と同調していない
・睡眠相前進症候群…睡眠が前倒しでずれる(早寝早起き)
・睡眠相後退症候群…睡眠が後退してずれる(遅く寝て遅く起きる)
・幼少期や思春期に多く(起立性調整障害)の症状として発生
・非24時間睡眠覚醒症候群…毎日少しずつ睡眠の規則性がずれていく
・時差ぼけ…飛行機などで高速に移動したことによって起きる
【睡眠時随伴症】
・睡眠に関連して異常で不自然な動き
〇ノンレム睡眠時随伴症
・睡眠時遊行症(夢遊病)…無意識に動き、記憶はない
・夜驚症(恐怖の夜泣き)…睡眠中、突然悲鳴やわめきで覚醒する
・ブラキシズム…歯ぎしり
・夜尿症…おねしょ
・周期性四肢運動障害…睡眠中に無自覚に動き、睡眠を妨げる
・睡眠時性的行動症
〇レム睡眠時随伴症
・レム睡眠行動障害…夢の通りに動いてしまう(浅い眠り)
・睡眠麻痺(金縛り)(てんかん)
・寝言
・悪夢…体験の再来の場合、心的外傷後ストレス障害
・カタスレニア…睡眠関連うなり
【睡眠関連運動障害】
・むずむず脚症候群…安静時に生じる脚の不快感
【不眠症の診断に用いられる検査】
・睡眠日誌…1~4週間の睡眠パターンの追跡
・アクチグラフ…動きを計測する手首に装着する装置
・エプワース眠気尺度…日々の眠気を評価するのに有効な質問表
・睡眠ポリグラフ検査…呼吸、脳、筋肉の活動を計測
・他睡眠潜伏検査…泊りがけの検査
・メンタルヘルス検査
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