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被虐待症候群とは!? 2020/04/05① #発達障害 #学習塾 #塾 #近江八幡

第53段 被虐待走行群とは!?

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【被虐待症候群とは!?】

・ ひぎゃくたいしょうこうぐん…Battered person syndrome…BPS

◎虐待被害者の症状として頻繁に紹介されるもの

・あまりに虐待が継続・日常化した場合、被害者が抵抗する意欲を失う

・虐待をごく自然な行為として甘んじて受けるようになってしまう状態

・多くは家庭内暴力ドメスティックバイオレンス (DV) と関連している

◎女性の場合は…

・被虐待女性症候群(バタードウーマン症候群)

・被虐待妻症候群(バタードワイフ症候群)

・児童の場合は被虐待児症候群(バタードチャイルド症候群)

・被殴打児症候群とも称される

・batteredは「殴打された」という意味ではある

・これには殴打するだけでなく、蹴ったり、叩いたり、

・タバコの火を押し付けたり、階段から投げ落としたりといった暴力行為も含む

・心理学者のマーティン・セリグマンが、こうした現象を「学習性無力感」と名づけた、一種の条件づけでもある

・この状態で救出され看護師などから介護、ケアを受けても、この行為に応えて、自ら手を差し出してそれを受け入れることもできなかったりする

アメリカの臨床場面では、手を組んで、ケアを差し出せないように自ら拒否する様子から「お祈りするカマキリ」という風に例えることもある

・ベテランの看護師が、1週間程度愛情をこめてケアすれば、その手は解けることが多いという

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【症状】

・患者は人生に恐れを抱いている

・その恐れは4週間以上持続している

・仕事、その他の重要な日常生活のパフォーマンスに影響を及ぼしている

・暴力、望まざる性交、値引き、隔離などの脅威によってコントロールされている

・自分の体を嫌悪しており、身体表現性障害がある

・性的活動に問題を抱えている

【被虐待児症候群】

・医師のヘンリー・ケンプ(Henry Kempe)が1962年に報告した主な特徴を以下に記述する

・被虐児はどの年齢でも生じ得るが、一般的に3歳以下であることが多い

・被虐児の臨床的状態をもたらしたのは、たった一回のエピソードによる例もある

・多くの場合子どもの健康状態は平均以下であり、皮膚の不潔さ、複数の軟部組織(筋など)の損傷、栄養不足など、ネグレクトの証拠を示す

・臨床所見と親が語った状況との間に、しばしば矛盾が見られる

・硬膜下血腫は非常にしばしばみられる

・様々な回復段階にある多数の骨折が見られる

 

 

 

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